移動図書館を利用することもできる
移動図書館とは、自動車を利用してその中に図書を積載し、予め決められたスケジュールに従って地域を巡回して住民に図書館のサービスを提供するものです。
決して珍しいものではなく日本では数百もの移動図書館が稼働中とされていますが、都心部ではさほど多くはなく、また訪れる場所や巡回する場所は予め決められているために、見かけることのないところではどれだけ長期間そこで暮らしていても全く目にしないこともありますので、これまで見たことがないという人がいても別に不思議ではありません。
これは要するに図書館施設を利用しにくい地域住民のことを考えたサービスということができます。
そのため、交通の利便性がどこでもそれなりに良く、また公共の図書館の絶対数も十分あるといえる都心部では移動型の果たすべき役割は大きくなく、いったん導入されても廃止されたりすることもあります。
ちょっと別の観点ですが、これに用いる自動車はトラックやワゴンタイプですが、当然ながら特殊用途であって特注品とも言えます。
そのため高価ですし、耐用年数が過ぎたり、あるいは例えば排ガス規制に合わなくなったりした場合に容易に更新できない事情もあり、これを契機に廃止されたりすることもあります。
一方では郊外地域など、移動図書館が健在なところもまだまだ数多くあります。
巡回のスケジュールなどは広報紙などで周知されているはずですので、気になる人は一度調べてみるとよいでしょう。